こんにちは!とれ塾立川校舎です!
前回に引き続き、今回も円安ドル高(以下円安)についてまとめていきます!
この記事では、円安が起こることによるメリット・デメリットについて書いていきたいと思います!
前回の記事では円安の仕組みと円安が起こる原因、また今回の大規模な円安は主に何が原因で起こっているのかという私なりの考察についてまとめました!
まだご覧になっていない方は下記URLからご覧ください♪

途中、メリット・デメリット以外にもそれにまつわるいろいろな知識も書いていけたらなと思っています!
前回、他国の通貨(特にドル)に対する日本円の価値が、現在かなり下がっていると説明しました。
これにより、経済や多くの企業の業績は悪化しているのではないかと予想された人が多いかと思います。
結論から言いますと、日本が大打撃を受けていることは事実なのですが、実は全てが悪い方向に向かっているわけでもないのです!
と言うことで、円安が起きている今どのような影響があるのかを見ていきましょう!!
目次
円安のメリット
初めに、円安が起こることによって生じるメリットについて解説していきます!
まず、個人にフォーカスを置いてみていきましょう!
2つ目が、日本の株式の価値が上がることが多い!
というのが、個人的に生じるメリットであると考えています!
ここまでは個人的な視点で見てきましたが、円安になった場合企業や国単位で見た方がメリットは基本的に大きいと考えられます!
2つ目がインバウンド消費が増える!
企業単位で生じるメリットで一番大きなことは、輸出産業の業績が良くなりやすいことです。
そうなる大きな理由は、日本からの輸出商品が安くなり海外で売れやすくなるからです!
質の低い製品を薄利多売で広げていくと言った商売の方法も侮れない近年、日本の質の良い様々なジャンルの製品を手に取ってもらえる可能性が高くなると考えると、企業はこのタイミングをどのように活かすかが鍵となってきます。
また、それによって日本のあらゆるものに人気が出始めることと、他国通貨で円を安く買うことができるため、日本へのインバウンド消費が増えると言うのが国単位で見た時のメリットと言えるでしょう!
このインバウンド消費が増えると日本経済は勢いを取り戻せるのですが、最近ではコロナウイルスの影響や日本のキャッシュレス化が著しく遅いことなど別の要因が足を引っ張ってしまっているのも事実です。
円安のデメリット
次に、デメリットの方を見ていきましょう!
円安によって生じるデメリットは、個人視点で見た方が一般的には影響は大きいとされていますが、私はそう違いはないと考えています!
まず個人視点で見ていくと、生活コストが上がってしまうことが一番の大きな問題かと思います。様々なものを輸入品に頼っている日本では、円安の影響でそれらの値段が高くなってしまいます。
中でも特に嫌なのが原油価格の上昇です。原油の市場価格は主にドル建て取引されたり価格が決まったりするため、円安の場合日本に入ってくる原油を高く買わなくてはいけなくなるためこのようなことが起きるのです。
次に、企業単位で見られるデメリットとして、輸入コストが上がることによる輸入企業の利益減などが挙げられます。これは単純に、海外の通貨価値が高い状況で諸外国からの製品を輸入する必要があるため、このようなことが起こります。
さらに、輸出企業側も場合によってはデメリットが発生します。
特に近年では、円安が本来メリットとなるはずの製造業においても、海外現地生産比率の上昇により輸出が伸び悩んでいるのも現実です。このように、円安が製造業の収益を安定せる効果は少なくなってきています。
ここまでが私が考える円安が起こることによる様々な状況においてのメリットとデメリットです!
まとめ
ここではメリットとデメリットのどちらがより大きいかについてはあえて書きませんでした!これを読んだ皆さんが、それぞれで独自の見解を見出してくれると勉強になるのかなと思います!
前回と今回の2回に分けて、円安について解説してきましたが、いかがでしたか??
日本ではまだまだ為替や金融に関するニュースが報じられることが少ないです。
為替や金融の情報に敏感になることは、皆さんの生活を守ることにつながってきます!
これを機に、是非ご自身でいろいろな為替や金融に関する情報を仕入れてみてください!
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