トレーダーで知らない人はいない!~移動平均線~

とれ塾ブログ

こんにちは!とれ塾立川校です♪

今回はインジケーター編、移動平均線です!

ところでみなさんは、インジケーターについて勉強する時、どこから情報を仕入れていますか?

ほとんどの方がインターネットで調べたり、本を読んだりして勉強されていると思います。

しかし、トレードに関する情報は間違った内容のものも非常に多く出回っています!
大手企業のウェブサイトであろうがきちんと出版社から発売されている書籍であろうが関係ないと言うのが現状なのです。
どれも基礎的な部分に関する内容は問題ないことが多いのですが、具体的な使い方や特徴、インジケーターの計算式等の話になると途端に間違ったものが多くなります

それに対し、とれ塾の授業では基礎的な知識の習得だけに終わらず
講師が実際に検証を重ねたり計算式など深い所までしっかりと理解したりした上で、カリキュラムを決定しているため実践でしっかりと役に立つ情報を学ぶことができます!

一般的とされている知識が、実は大きく間違っていたりあまり役に立たなかったりと言ったケースはかなり多いので、ぜひそれらに惑わされずに正しい知識を得て取引していって欲しいと思います!
しかし、詳しい内容や実践的な内容はここではお伝えしきることが難しく、とれ塾の授業で教えているので、今回は移動平均線の種類について解説していきたいと思います!

目次

移動平均線とは

移動平均線とは一定期間の価格の終値の平均値をつないで線で結んだもので、英語で綴るとMoving Averageとなり、MAと略して呼ばれることもあります!
期間の数値設定は自分で好きなように設定でき、その数値設定によって色々と役割が変わってきます。

トレーダーが取引を行っていく上で必要不可欠と言っても過言ではないのがインジケーターの存在ですが、その中でも移動平均線はかなりメジャーであり、かつポピュラーなものです!
移動平均線で平均値を把握してその価格と現在の価格とを比較することによって、現在市場に参加しているトレーダーたちの平均的な損益が見えてきます!

この情報が役に立つ理由として、為替市場の原理が大きく絡んできます!為替市場はは経済的な影響も受けますが、実は1番は投資家の心理状況によって大きく動いているのです
そのため、多くの投資家が使用している移動平均線がわかると、今後の相場の流れがどうなっていくのかが読み取りやすくなってきます!

このM Aには3種類あり、それぞれ違った特徴を持っています。
ここからはその3種類のMAについて解説していきます!

SMA

1つ目が、SMA(単純移動平均線)です。これはSimple Moving Averageの略です。
名前の通り、一定期間に対して単純な平均の求め方で割り出されているので、価格が全て同等に割り出されていると言うのが特徴です。

計算式はこちらです!

(n期間の終値の合計)÷n

上の表は期間を5に設定したSMAを求めており、終値の5日分を合計して5で割った数値が5SMAの欄に表示されています!

今回は、日足で計算しましたが、どの時間足でもその時間足の単位によって変わるので注意しましょう!

そして実際にチャートに5期間のSMAを表示させるとこのようになります

しかしこれでは文字通り単純な平均値なので、一定期間が長くなった場合でも過去の価格と現在の価格の比重が同等になってしまい、現在の相場に対しての反応が遅れてしまうのと同時に、
期間から外れた価格に関しては一切考慮されないという2つの重大な欠点があります。

WMA

それを解決したものが、2つ目のWMA(加重移動平均線)です。これはWeighted Moving Average の略です。
これは、一定期間の数値のうち最新の数値になるにつれて比重が大きくなるような計算式で求められているものです
例えば5日間で設定されているとすると、5日前の価格の影響が小さく1日前の価格が1番影響大きいと言った状態になるのです。

その時の計算式は、こちらです!

(5日前価格×1+4日前価格×2+3日前価格×3+2日前価格×4+1日前価格×5)÷15

このように、最新の価格になるにつれて比重を大きくし、過去の価格の比重が軽くなるような式になります。
WMAを使うことによって、SMAの欠点であった過去の価格が足を引っ張ってしまうと言う問題が解決されます!

5期間のSMAとWMAをチャートに表示されるとこうなります!
(水色=WMA)

赤線のSMAよりも水色のWMAのほうが価格に対して機敏に動いているイメージありますよね!
これが最新の価格に比重を大きくした場合のMAの動き方です!

しかし、これでもまだ問題点があるのです。
WMAの計算式だと、直近の価格の影響は大きく反映させられるけれど
逆に過去の価格を軽視してしまっているので、なにか過去に重要な意味を持つ価格があったとしても、今度はそれの影響を現在の相場に反映させられません。

どう言うことかと言うと、例えば100日などのような長い期間の数値設定の場合100日前の価格の影響は小さくても良いかもしれません。しかし、期間が10日だった場合その期間の中だと10日前の価格が最古になりますが、現在に対する10日前と考えると十分短期的であり、この計算式だとその価格の影響が現在に反映されにくくなってしまいます。
つまり、過去の必要であった可能性のある価格までも切り捨ててしまっていると言う点が問題なのです。

EMA

そこで登場するのがEMA(指数平滑移動平均線)です。これはExponential Moving Averageの略です。
EMAは指数平滑法を用いて計算されているので、最新の数値にウエイトをかけつつ過去の数値を指数関数的に減少させています。
つまり、減少はさせますが過去の価格を完全に切り捨てることがないので、影響を持たせた状態で現在に反映させられるということです!

EMAの計算式はこちらです!

指数平滑移動平均(EMA)=前日のEMA+α(当日終値-前日のEMA)
α=2÷(n+1)

5期間のSMA、WMA、EMAをチャートに表示させるとこのようになります!
(黄色=EMA)

3つを比べた時にEMAの方がより滑らかに動いているのが伝わるかと思います!

EMAに関しては、SMAやWMAのような単純な計算ではないので、この記事だけではお伝えし切るのがなかなか難しいため、こちらに関してはとれ塾の授業内で詳しく解説させていただいております!

まとめ

このように、移動平均線はただ特徴ごとに3種類に分かれているのではなく、完全に上下関係にあることを覚えておきましょう!
今回は移動平均線の種類について、計算式をもとに特徴に振れながら解説していきましたが、
これだけでもたくさん学べるなと思っていただけたのではないかと思います!

そしてとれ塾ではもちろん、移動平均線を使っての相場分析の仕方や稼ぎ方についても詳しく、そして細かく教えることができます♪

『移動平均線についてもっと深く学んで実際に使って稼ぎたい』
『移動平均線だけじゃなくて、他のインジケーターについても学んでみたい』

などなど、、、
このようなご要望がある方はぜひ、とれ塾にご連絡ください!
豊富な教材としっかりと分かりやすく身に付く授業をご用意してお待ちしております!
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